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2009年06月01日

スポーツ医学よもやま話(pt)

今回はお父さん・お母さん方に向けてのお話です。

耳の痛い話になる方がいらっしゃるかもしれませんが・・・。





喫煙の害について





もはや、言うまでもありません。タバコの害はあちこちで言われています。

発ガン率が上がるとか、肺が黒くなるとか・・・。

色々と出てくるのですが、今回は「喫煙とスポーツ」を中心に話をします。





スポーツへのマイナスでの喫煙は、どちらかというと「肺への影響により、持久力が
下がる」

なので、持久力系のスポーツ以外関係が無いと思っている方も多いのではないでしょ
うか。

もちろん肺への影響は最もで、その結果、健康といった大きな概念で捉えれると、肺
がんの大きな要因となります。そしてさらに健康的には、喉頭がん・食道がん、動脈
硬化促進・脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、受動喫煙の害(喫煙者の周りの方への害。こ
れが実はかなり強く、摂取するタバコの毒の量は喫煙者より、周りの人の方が多い)
などがあります。これらのことを防ぐ可能性を高くするためにも喫煙はよろしくあり
ません。


が、ここで唱えることは、別の角度から喫煙はスポーツによくない。マイナスである
ことを述べます。


スポーツ選手は、ほぼ必ず身体を痛めます(ケガなど)。

そのケガの種類は様々ありますが。特に、「靭帯」「腱」「軟骨」「骨」のケガが多
いです。

痛めてしまったからしょうがない。ではスポーツ選手は務まりません。

少しでもそのケガを防ぐことが出来るならば起こらないようにするべきであり、その
方法があるのであれば、誰もがそうするでしょう。



人間の身体は、約60%が水分です。それを除いた約半分が「たんぱく質」で出来て
います。

体を覆う筋肉は水分を除くと約80%がたんぱく質で出来ています。

さて、ここで登場「コラーゲン」というのは、そのたんぱく質の一種で同じもので
す。

口から摂取したたんぱく質が(その後アミノ酸となり)、たんぱく質としてや、コ
ラーゲンになったりして身体各部位を構成します。ここで認識してほしいことは、ケ
ガがおきやすい「靭帯」「腱」は水分を除くと約80%はコラーゲンで構成されてい
ます。「軟骨」も主構成物質はコラーゲンです。「骨」も構成はカルシウム、という
のが頭に浮かぶ定番ですが実は骨の主構築成分はコラーゲンなのです(コラーゲンが
幹で、その周りにカルシウムが付着している)。口から食べたタンパク質がアミノ酸
として血中に流れ、その後に筋肉のたんぱく質になったり、靭帯・腱などのコラーゲ
ンとなったりするわけですが、その身体構成物質になるためには必ず、酵素や補酵素
が必要でそれらがたくさんしっかりと体内に無いと、どんなにたんぱく質を摂取して
も靭帯や腱などにはならないのです。

アミノ酸がコラーゲンに変換される際に必ず要するもの(補酵素)が「ビタミンC」
なのです。ビタミンCもスポーツ選手や健康にとって必要である、といった認識程度
は誰もが持っているのですが、靭帯や腱などのケガにそこまで影響するとは考えたこ
とはないでしょう。よってビタミンCを摂取してください。では栄養の話になってし
まいますね。
 が、ここではビタミンCを口から摂ってくださいというだけではなく、「喫煙1本
につき、体内のビタミンCが25〜30mg消耗されてしまう(使われてしまう)」
といことを認識してほしいのです。もともと、たんぱく質をスポーツ選手として必要
規定量を摂取しているか(毎日に体重1kgあたり1.5〜2グラムの摂取が必
要)、ビタミンCを毎日1000mg以上摂取しているか、などの意識と実行が必要
なのですが、それをしていても、またはしていなくても、喫煙をすると、1本吸うご
とに25mgが無くなって消えてしまうのです。これはイコール、喫煙によって喫煙
者は「自ら、靭帯や腱または骨を弱くしているのです」。スポーツ選手が自ら、ケガ
をしやすい身体にする必要がどこにあるのか。あるはずがありません。その一時のタ
バコを吸うといった快楽が、スポーツ選手が最も嫌うケガを誘発させる確率を高くさ
せているのです。これは大きく認識してほしいことです。タバコを1本1本吸うごと
に、身体のケガを自ら起こすように仕向けている、ことになるのです。





さらに、これが成長期の子供に置き換えられた場合、さらに深刻な状況になります。

「骨」「筋」が作られにくくなるという事です。つまりは、「身長が伸びにくい」
「筋肉がつきにくい」ということになります。

(ついでに・・・タバコの煙は血管を収縮させるため、体中の血流が悪くなります。
当然脳の働きも・・・)



お母さん方にも重要です。

コラーゲンといえば「美容」。そう、皮膚の構成にもコラーゲンは重要です。

「スキンケア・日焼け対策バッチリ!」でも喫煙している人の肌は、目もと・口元・
首筋はもちろん、服で隠れた場所もしわしわに・・・。

同世代で喫煙の有無でかなりの差が出ます。「たばこ1本、しわ1本」ですよ・・・。







長々と申し訳ありませんが、最後に。

これらは全て、受動喫煙でも起こるという事を覚えておいて下さい。

       
       0
     。0 
('A`)y-゜
ノへへ


  

Posted by 大穂東SC at 12:01Comments(1)スポーツ医学

2009年01月27日

スポーツ医学よもやま話5(pt)

ファースト・エイド



ファースト・エイドとは応急処置のこと。

スポーツには怪我はつきものです。

特にサッカーなどのコンタクト・スポーツ(選手同士の身体的接触のある競技)で
は、突発的な外力により不本意な体勢になっての捻挫や、衝突時の衝撃による打撲や
骨折などがあります。アクシデントを回避するために選手やトレーナー達は最大限の
努力を払いますが、起こってしまった怪我は素早く適切な処置を行います。



これを医療現場やトレーナーはファースト・エイド(以下FA)と呼びます。

適切なFAは症状を抑え、怪我の治癒を早め、競技への復帰までの期間を短縮すること
ができます。

FAはトレーナーがいないスポーツ現場でも実施できますが、専門的な知識が必要な部
分もあります。逆効果になってはファーストエイドの意味がありませんので、どのよ
うなケースでどのような処置が適切なのかをお話します。



怪我の種類について

スポーツ傷害には2種類あり、

1. スポーツ外傷:ボディコンタクトや物体との衝突、転倒などによって発生する
スポーツ外傷です。衝突したときの衝撃や不本意な体勢での重心移動は、一時的に大
きな外力が特定の部位にかかってしまうため、靱帯や筋を損傷してしまうのです。
サッカー・ラグビーなどで比較的多く見られます。

2. スポーツ障害:繰り返される動作によって生じるスポーツ障害です。これは蓄
積されてしまった疲労や、誤った動作フォームによって局所的に組織障害を起こして
しまいます。野球の投球肩や、テニスのテニス肘などが当たります。

スポーツによって発生の頻度に差異がありますが、どの競技にも両方とも発生する可
能性があります。



ファーストエイドの基本はRICE処置

この処置はRest=安静,Icing=冷却,Compression=圧迫,Elevation=挙上の頭文
字をとった言葉でRICE(ライス)処置と呼び、捻挫,打撲,肉離れなどのスポーツ外
傷に対処するための基本的な方法です。医療機関への搬送が必要なほどの重大な怪我
でも、FAでRICE処置を的確に行えば最小限に抑えられます。早期復帰は受傷直後の適
切なRICE処置にかかっていますので、しっかりと理解しておきましょう。



・Rest=安静

怪我をしたら安全な所に移動して、できるだけ楽な姿勢や肢位をとり、怪我をした部
位だけではなく全身を安静にさせましょう。安定しない部位の怪我はシーネ(添え
木)で固定し、少しでも動かさないようにして悪化を防ぎましょう。

・Icing=冷却

アイシングという言葉は一般的になってきましたが、その方法まではしっかりと認知
されていないようです。アイシングは受傷直後に素早く実施し、患部冷却時間の目安
は20〜40分間とします。アイシングを再開する目安は、冷却によって麻痺していた感
覚が再び回復したら行い、48時間は繰り返し冷却するようにしましょう。捻挫や打撲
などの急性期(受傷直後)には、コールドスプレーや冷湿布は効果が全くありません
ので注意して下さい。



※アイシングをする際に最も注意しなくてはならないのが凍傷です。家庭用の冷蔵庫
で作られた氷はとても冷たく、霜が降っている氷は短時間でも凍傷になってしまいま
す。同様に家庭用冷蔵庫で凍ったコールドゲルパックは氷よりも温度が低いため、凍
傷の恐れがありますので注意して下さい。



・Compression=圧迫

患部を包帯や伸縮性テーピングを用いて圧迫することによって内出血を抑制させま
す。圧迫の注意点は過度に圧迫させないことで、強すぎる圧迫は神経や太い血管にま
で影響を及ぼし、四肢の遠位部にしびれや変色がでる場合があります。圧迫したとき
には必ず時間をおいてから、変色やしびれを再度確認するようにして下さい。

・Elevation=挙上

 患部を心臓よりも高くしておくことにより、内出血による腫れを防ぎます。足関節
や膝関節の怪我であれば、座布団などを下に入れて挙上すると簡単です。



怪我の状況判断

怪我をした場合には早急にファーストエイドしますが、その後はすぐに状況判断をし
て、医療機関への搬送が必要かどうかを確認します。これは下記した項目に従って確
認し、医師の診察を受ける必要がある場合にも、正しく状況を伝えるために有効で
す。しかし、怪我をした直後の選手は正確な返答が得られないことがありますので、
現場の状況も考慮するようにしましょう。

受傷直後の確認項目

1.怪我をした状況の確認

選手同士の接触があったか、転倒したか、打ったり捻ったりしたか、どの方向からか
 

2.動かせるか確認

動けるか、動かせるか、立てるか、歩けるか、違和感やしびれはないか

3.痛みの程度を確認

痛みがあるか、我慢できる痛みか、我慢できない痛みか、どんな痛みを感じるか

4.炎症の状況を確認

患部が変形しているか、腫れはあるか

※医療機関に行くと、上記したことを問診されるので、曖昧な返答にならなによう
に、しっかり状況を伝えるようにしましょう。



おまけ



正しい鼻血の止め方 ( ̄Γ ̄)


1. 上体を起こして椅子や床に座る姿勢をとり、顔をやや下に向け、血液がのどに
流れ込まないようにします。

・ 横になったり、上をむいたりすると血液がのどに流れ込みやすくなります。

・ 血液は飲み込むと、気持ち悪くなったり嘔吐することがあるため、のどに流れ
込んだ血液は飲み込まずに吐き出します。

2. 親指と人刺し指で鼻(小鼻の少し上)をつまみ、5〜10分ほど圧迫します。

・ 鼻のつまみ方は、水に潜る時に鼻をつまむポーズをイメージして下さい。

※上記の圧迫止血を20分以上行なっても鼻血が止まらない場合には耳鼻咽喉科の診察
を受けてください。

鼻にティッシュを詰めると...
ティッシュペーパーを鼻に詰めると、抜くときにまた傷をつけてしまう事があるた
め、あまりよくありません。鼻に詰める場合はやわらかい布や綿を使用し、あまり奥
まで詰めない様にしましょう。

首の後ろをトントン...
首の後ろをトントンと叩いても鼻血は止まりません





お詳しい方がいらっしゃいましたらどうぞご教授下さいm(__)m


  

Posted by 大穂東SC at 10:08Comments(1)スポーツ医学

2008年10月22日

スポーツ医学よもやま話4(pt)

成長期に起こりやすい痛み





今回は“骨端症”について。

骨端症とは、成長期に起こる成長軟骨での障害を言います。スポーツにより起こるこ
とが多いです。

“成長軟骨”とは骨が伸びる為の場所であり、骨の端っこにあります。



1好発する部位



・かかとの骨端症:

10歳前後の男児に多いようです。下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)が、かかとの成
長軟骨を刺激することによって痛みが出現します。

・膝の骨端症:

10〜15歳くらいに多いです。オスグッド・シュラッター病として聞いたことがあ
るかと思います。大腿四頭筋(腿の前側の筋肉)が脛の骨を刺激して痛みが発生しま
す。膝の皿の下が腫れてくることもあります。

・その他、腰の骨端症もあります。好発する時期は中学校〜高校です。スポーツ選手
にとって腰痛は致命的ですので、痛みが出現したときには早めに医療機関の受診を勧
めます。



2予防は?



・特にストレッチが重要になります。運動の前には特に念入りにストレッチをしま
しょう。

・また、オーバーユース(使い過ぎ)も原因となります。一生懸命に練習するのも大
事ですが、程々に。

・練習や、競技前のウォームアップも大事ですが、運動後のクールダウンも、予防に
有効です。



3痛みが出現したら



軽症例は練習内容の変更や、練習量を減らすなどして、練習の続行が可能です。しか
し重症例になると、一時的にスポーツは禁止になります。以下は、オスグッド病の重
症度分類になります。



1度 運動後に痛む:

ウォームアップ、ストレッチをしっかりと行う。また練習後にクールダウン、アイシ
ングを行う。ダッシュなどは制限。運動量の制限なし。

2度 運動中に痛む:

1度同様にアップ、ストレッチ、クーリング等を行う。練習量・運動強度は減らす。
完全休養日を設ける。

3度 日常的に痛む:

普段の歩行でも痛みが出現する場合は、運動を中止。専門医を受診しましょう。





みなさん、ストレッチはしっかりと行いましょう。また、痛みがある時は無理をしな
いようにしましょう。上記の痛みは、処置が遅れると慢性的に痛みが残ることもあり
ます。くれぐれも無理をしないようにして下さい。


  

Posted by 大穂東SC at 10:42Comments(1)スポーツ医学

2008年08月28日

スポーツ医学よもやま話3

身長について







言うまでもなく、背の高さですね。

スポーツを行う上では、身長が高い選手は、なにかと有利な事が多いです。



バレーボールでは、高いブロックをしたり、敵のブロックの上からスパイクを打てた
りします。

バスケでは、リバウンドを取りやすくなったり、豪快なダンクシュートを打ちやすく
なります。

野球では、高身長の投手の投げる球の迫力は凄まじいものです。

そして、サッカーでは空中戦の競り合いに強くなったり、キーパーは守備範囲が広く
なります。

(低身長が必ず不利になる訳ではないのであしからず)



高身長が有利な事は分かりますが、さて、身長は努力で伸ばすことが出来るのでしょ
うか?







答えを先に挙げると、半分はYesで半分はNoです。







身長は遺伝的要素が強いものです。

このような遺伝要素の強いものを「多因子遺伝形質」といいます。



高血圧・糖尿病など一部の病気も多因子遺伝ですが、

「親が糖尿病なら子も必ず糖尿病になる」ということはないです。

あくまで「こんな病気になりやすい」体質を受け継いだだけで、必ず病気を発症する
訳ではないのです。



身長に関しても「このくらいの身長になりやすい」というだけで、

遺伝子情報のみが身長を決定しているわけではないのです。

ですから、親から受け継いだ遺伝子が「身長170Cmくらいになりやすい」という
遺伝情報を持っていたとしても、

生活環境によっては165Cmにしかならなかったり、175Cmまで伸びたりする
可能性があります。







身長の伸びには、脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」が大きく関わってきま
す。

成長ホルモンが別の臓器に働きかけ、骨を伸ばす(作る)ホルモンを分泌します。

これによって身長が伸びていきますが、いつまでも伸び続きはせず、

個人差はありますが、17〜18歳でだいたい止まります。(女子はもう少し早く止
まることが多いです)



つまり身長を伸ばすには成長ホルモンを多く分泌させれば良いわけです。

では、成長ホルモンを分泌させるにはどうすればよいか?



実は成長ホルモンは睡眠中に分泌されています。特に就寝後2〜3時間後に分泌され
ています。

まさに「寝る子は育つ」なわけです。昔の人は賢いなぁ (゜-゜)

また、運動後・食事後にも分泌されます。

なので結論から言えば、よく動き・よく食べ・よく休めが身長を伸ばすために行う努
力になります。







また補足ですが、昔から言われる「牛乳・小魚をたくさん摂る」という話ですが、

たしかに骨の材料であるカルシウムを摂ることは大事です。しかし、大量に摂取すれ
ばそれだけ

身長が伸びるというわけでは無いのです。

いろいろな食物をバランスよく食べましょう。







今回は体の出来上がったお母さん・お父さん達には手遅れな話でした。(T_T)




  

Posted by 大穂東SC at 10:26Comments(0)スポーツ医学

2008年08月09日

スポーツ医学よもやま話2 (pt)

http://www.k3.dion.ne.jp/~kony/img/kyokusen.gif



今回は少しややこしい話を。(-.-)







「スキャモンの発達曲線」

体組織の成長の特徴を4つのパターンに分け、グラフに表したものです。

4つのパターンとは、

? 一般型(骨・筋肉・呼吸器・消化器・循環器など)

? 神経系型(脳・脊髄・視覚器など)

? リンパ系型(胸腺・リンパ節など)

? 生殖器型(精巣・卵巣・子宮など)

の4つで、成人期を100%とした場合の成長度合いを示しています。



? 一般型  : 身長で言えば、乳幼児期までは急激な成長を見せますが、その
後は穏やかに伸び、思春期ごろに再び急激な成長を見ることができます。

? 神経系型 : 発達は‘脳’の重さ・頭囲で代表されますが、知的な部分ばか
りでなく、運動機能の発達にも密接な関係があります。出生後急激な伸びを見せ、5
歳頃には成人の80%の重さになります。12歳頃にはほぼ100%になります。

? リンパ系型: 人体の免疫機能に関係する組織です。10代半ばで200%近くま
で伸び、その後100%に下がります。

? 生殖器型 : 思春期ごろに急激に伸びます。



という感じに読み取れますが、今回は?神経系型の話をしていきます。







上で?神経系型は「知的な部分ばかりでなく、運動機能の発達にも密接な関係があ
る」と書きましたが、様々な神経回路が作られる時期になります。一旦神経回路が作
られると、簡単には消えません。

例えば、一度泳げるようになると、数年間泳がなくても泳げたり、一旦自転車に乗れ
るようになれば、数年間自転車に乗らなくても再び乗れたりということから理解でき
ると思います。

5歳〜12歳の時期に神経回路に様々な刺激を入れ、回路の発達を促すことはとても
大切なことです。





1.5〜8歳期(プレ・ゴールデンエイジ)

 スキャモンの発達曲線を見ると、この時期の神経系は著しい発達を見せる時期であ
ることがわかります。体内に様々な神経回路が張り巡らされる時期なのです。

 この時期の子供は、色々なことに興味を持ち、集中力が続きません。これは、様々
な刺激を受け、たくさんの神経回路の構築を求めている自然な欲求なのです。実はす
ごい集中力を持ち、多種多様の刺激を身体が貪欲に求めているのです。

 子供たちの欲求・集中力を利用し飽きさせず、楽しませるためには多彩な遊び(の
要素を取り入れた運動)を与えることがポイントになります。追いかけっこ・ボール
遊び・木登りなど、それらの経験が後に訪れるゴールデン・エイジに生きてくるので
す。逆にゴールデン・エイジを生かすも殺すもこの時期次第ともいえます。この時期
は様々な動きを経験することが重要です。経験が多面的であればあるほど、後に専門
的にスポーツを行った時に「覚えが早い」と言われいます。



2.9〜12歳期(ゴールデンエイジ)

 この頃になると神経系の発達は完成形に近づき、形態的にも安定した時期に入って
きます。

 この時期は動作の習得に対する準備態勢も整い、「可逆性」と呼ばれる脳・神経の
「やわらかい」性質も残す非常に特異な時期と位置付けられています。

 一生に一度だけ訪れる「即座の習得」(すぐに動作をマスターしてしまう)を備え
た、動作習得にとって最も有利なこの時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ非常に重
要視され、サッカーに必要なあらゆる技術を獲得するのに最適な時期とされていま
す。

 しかし「即座の習得」は、それ以前の段階で、多くの運動経験をし、様々な神経回
路を構成されている場合にしか現れません。

 だからこそ、「プレ・ゴールデンエイジ」も重要とされています。



小学生のこの時期は、運動をするの(スポーツ技術の習得)にとても良い時期である
と同時に、いわゆる「運動神経」の良し悪しが決定される時期なわけです。







だらだらと長い、ややこしい話をしましたが、要は

 「子供たち。家の中でDSばかりやってる場合じゃないぞ!今、君たちは、ものす
ごく良い(重要な)時期にいるんだぞ!体を動かせ!勉強もがんばろう!」

ということを言いたいのです。(^O^)



長文すみません(T_T)。


  

Posted by 大穂東SC at 11:05Comments(2)スポーツ医学